250ml

ひとりごと

  
  
先日、『手足口病』を発症した息子。
晩に急に発熱したので、翌日病院に連れていくと「あ〜手足口病だね」との診断。しばらく保育園はお休みです。
今日は午前中に月参りとお寺へのお参りがあり、昼からは息子と二人留守番でした。
ご存知の方も多いとは思いますが、この病気はその名の通り、手足口に発疹が出来るものです。で、特に口の中と唇に口内炎的なものがたくさん出来てしまいますので食べ物飲み物が辛いのです。
「クチビリがいた〜いっ!」と泣き叫び、飲まず食わずの息子。挙げ句の果てには点滴までする事態になってしまいました。
今日も今日とて昼食はとりあえず食べたものの、ほぼ水分は取らず。
その為、オ○ッコがでないのです。
困ったな〜、と思い、ジュースや氷水を勧めるも「だってクチビリが痛い!」と断固、拒否。
とりあえず自宅に籠ってても仕方ないので、少し車を走らせてショッピングセンターへ。

いつも貼り付いて帰らないトミカコーナーもスルー。
本屋のマンガコーナーも興味無し。
もはやお手上げ状態で息子の乗ったショッピングカートを押してとりあえず食品コーナーをウロウロし、「俺が喉渇いたな〜」と思い、飲料コーナーで何を飲もうか物色していると

息子が陳列棚に手を伸ばして飲み物(500mlペットボトル)を手に取っているではないか!!

飲むか?と聞くとコクんとウナづいたので、とりあえずレジへ。

ベンチに座って飲み出すと一気に半分を飲み干しました。

たった250mlですが、渇いた喉に染み込んだらしく、少しすると元気になってきました。

自宅で「飲め食え」と押し付けてもダメで、スーパーでたくさんの選択肢の中か選んだというのが良かったのかな。

病児にはトコトン付き合わなきゃダメなんでしょうねぇ。根気と忍耐。飲み物でなく、僕にとってはその二文字が染み込んだ一日でした。


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