お寺でyoga
ヨガはインドで発祥し、伝わりました。
仏教もルーツを辿ればインドにたどり着きます。
この二つは元々同じインドから伝わったので
互いに通じるところがあると言われています。
–仏教の基本的な教えでは
「苦」とは何かを知り、そして 「救われる」とはどういうことかを求め続けていくことが
一番の目的とされています。
その「救われる」為の方法は様々です。
厳しい修行をすること
お経を何回も何回も大切に読むこと
仏様の名を一心に呼び続けること
「必ず救ってくれる」と仏さまを信じること
それらの違いから様々な教えが生まれ、そしてたくさんの「宗派」が生まれました。
しかし、元をただせば全てお釈迦様の教え。
方法は違えど、最終的に目指すところは同じです。「救われた」と思えるところです。
–ヨガは『心の科学』ともいわれます。
ルーツを辿ると『ラージャ・ヨーガ』という古代科学に行き着き、「ヨーガ・スートラ」と
いわれる聖典にたどりつきます。
もちろん、色々なポーズを取って心身リラックスする瞬間も「ヨガ」です。しかし、それだけではなく、体の堅さやクセ、そして呼吸の長短を深く感じることによって「自分」を見つめることができます。
わかっているようで、以外に自分自身はわからないもの。
日々の悩みや苦しみ、楽しさや怒りといった「喜怒哀楽」は周りとの関係から
発生してきます。家族・友人・職場・生活環境…それらは私たちの心に大きな影響を
もたらします。
だから深く自分を知ることは「自分を取り巻く環境」を知ることになります。
そして知ることは理解の始まりです。
仏教を通して「心の堅さ・とどこおり」を知り、
ヨガを通して「体の堅さ・とどこおり」を感じる。
無理せずに、ご自分のペースで楽しんでください。
浄照寺の寺ヨガ
<インストラクター> 小林 麗
インストラクター 小林麗のブログ
『Rei-happyyoga』